アメリカ −ロサンゼルス−
フレッドシーガルでの販売開始！

ダオルエステティッククリームソープは、日本国内だけでなく海外でも販売されています。アメリカでは『フレッドシーガル』での独占販売として、日本に先がけて販売開始しています。

『フレッドシーガル』は、ニコール・リッチー、リンジー・ローハン、パリス・ヒルトンなど、多くのハリウッドセレブが訪れ、その様子がニュースになるほど知名度も高いセレクトショップです。

1961年、フレッド・シーガルによりロサンゼルスで創業され、オーナーとバイヤーのセンスによって商品を買い付けるセレクトショップの先駆けとして展開。その後約50年でアメリカ西海岸を代表するショップに成長したフレッドシーガル。現在はファッション感度の高い20代後半から50代の男女をメインターゲットに、サンタモニカとハリウッドに大規模セレクトストアを展開しています。

日本のセレクトショップと違い、ストア内にブランドそのものが店舗としても出店しているショップinショップ型が特徴で、この広いストア内には、アパレルやコスメティック、インテリア商品の他、カフェ、レストラン、ヨガスタジオ等も併設されています。

L.A.から常に最新のトレンドを発信し続けている、この「フレッドシーガル」のバイヤーにも認められ、ダオルエステティッククリームソープが販売されているのです。

フレッドシーガルへ導いてくれたご縁

私は今でも日々エステシャンとしてエステサロンで現場に立ち、たくさんのお客様のお肌の悩みをお聞きしています。そんな私の姿を知っているお客様は皆さん、今回ダオルエステティッククリームソープがフレッドシーガルの店頭に並んだことにとても驚かれていました。

「どうして、あのフレッドシーガルに商品を置かせてもらえたの？」と。

じつは私自身もそう思います。それまでフレッドシーガルのオーナーとは何の面識もなかったわけですから、奇跡に近いことだったな、と。そこに至るには、自分自身が真剣にお客様と向き合ってきたことが幸運に繋がったエピソードがあったのでご紹介します。

数年前、依頼を受けてロスに年に２〜３回ほどデモンストレーションに行っていた時期がありました。そこで出会ったお客様はほとんど日本人の方で、ご主人のお仕事の関係で在米中か、アメリカ人のご主人をお持ちの方ばかり。ある時、いつものようにロスへ向かう直前に、あるお客様との約束を忘れていることに気がつきました。さらに私の予定がすでにいっぱいで、変更がきかない状況だということをロスに到着してから知ったのです。

それでも私はそのお客様との時間を取りたく、現地に着いてから直接電話をしました。長いフライトで時差ボケのある状態だったのですが、空港からホテルに向かい準備をしてすぐにお客様のご自宅へ向かうことにしたのです。私が到着するととても喜んで出迎えてくださったことを覚えています。そして帰り際に、自分が予備に持っていた石鹸のサンプルを差し上げました。そのお客様はとても敏感肌でスキンケアに悩んでいたからです。

この時、私が何気ない気持ちでお渡しした小さなサンプル石鹸。これが後にフレッドシーガル、ロン氏のお手元にいくとはこの時は予想もしなかったのです。

フレッドシーガルより、ファーストオーダー

ロスで出会ったお客様に小さなサンプル石鹸を差し上げたあとのこと。

日本に戻ってしばらく経った頃、そのお客様から突然の連絡がありました。サンプルの小さな石鹸についてお客様のご主人が知り合いの方に話をしたいと言っているとのことでした。私は事態がよく理解できず、さらに詳しくお話を伺っていくと、そのお知り合いの方はフレッドシーガルのロン氏ともお知り合いだと言うのです。そこまで聞いても、私としてはコスメバイヤーをすっ飛ばして、知り合い程度で日本の商品が取り扱われるなんてことは、まずあり得ないと思っていました。個人商店じゃあるまいし、アメリカで、それもあのフレッドシーガルなんですから。

しかし、商品を気に入ってくれてお知り合いの方も使いたいというのなら、ぜひ使ってほしいと思ってサンプルを送りました。それから数ヶ月後にフレッドシーガルより、ファーストオーダーが入った時は心臓が止まるかと思いました。「やった！すごい！」というより、「本当？？本当なの？？？」というのが正直な心境でした。

商談ではロン氏は非常に興味深く商品を見ていたそうです。そして、特に香りが気に入ってくださったそうです。ロン氏はフレッドシーガル内にご自分のブランドを持っていて、主にアロマや香水などを扱っています。いわば香りの専門家。この石鹸の香りが気に入っていただけなければ現在の取扱いはなかったと思います。

その後、ロン氏はサンプルをご自身で使用し、私に会った時はこうおっしゃいました。

「次はメンズを作ってください。とても良いブラシをつけてね。あなたの次の製品もうちで扱わせてもらいます」と。

私の大きすぎる夢が叶ったのは、小さなサンプル石鹸からだったのです。今でも彼女には感謝の気持ちでいっぱいです。